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「こころ」は、「いのち」を支えてくれる重要な鍵だと思います
   (じゅういちさんの経験談)



投稿日: 2015-10-29     

経験内容 精神科・神経科受診経験談
経験時年齢 10代後半のころ
そのときの気分 苦しい     絶望感     不安定
現在の状態 多少経験を生かしている
プロフィール 男性     30代



Q 1

どのような状態のときに、精神科・神経科を受診したのでしょうか。
 志望していた大学に落ち、浪人していた頃です。

 同時に、それまで「普通に」女の子と付き合っていたのに、親友である同性を好きになってしまった時です。

 先も見えない。孤独感。辛い、死にたいと思うこともありました。




Q 2

受診する前に不安はありませんでしたか。不安があったとしたら、どのような不安でしたか。
 不安はありました。それは、自分で自分を受け入れることができないのに、「人様」(例えば医師やカウンセラー)に受け入れられるはずがない、と思っていたからです。

 同時に、「こころの病気」として「治療すべきもの(うつ病)」と、「個性としてありのままを受け入れ、それを抱えながら生きていくもの(性的指向)」の区別が、当時はうまくできなかったからです。

 また、「一度通うと一生通うハメになるのではないか」、「薬漬けにされるのではないか」という不安もありました。



Q 3

あなたの受けた治療やサポートはどのようなものでしたか。
1、臨床心理士によるカウンセリング
2、精神科医との話し合い
3、抗うつ薬、気分安定剤、睡眠導入剤の処方
4、自助グループに参加することの提案、です。

 一時、悪化した時は転地療法(家以外のところでしばらく生活すること)も勧められました。

 上記のいずれも、大切な治療です。



Q 4

専門のお医者さんに診てもらってよかったと思う点を教えて下さい。
 たくさんありますが、一番は、自分の考えや話をちゃんと聴き、受け入れてくれる人がいる、と感じさせてくれたことです。応援者がいることが、本当に救いになり、回復につながったのだと思います。

 また、こころに作用する薬への私の抵抗感を、医師やカウンセラーは和らげ、「お守り」の一つとして認識させてくれたことです。



Q 5

お医者さんに行くときに、気を付けたほうがいいと思う点があれば教えて下さい。
 治療方針をきちんと話し合えるドクターを見つけることです。

 実際に行かずとも、インターネットでは良くも悪くも噂でいっぱいです。
 ただ、玉石混合(良いことも、悪いことも書いてある)中で、できるだけ「客観的な事実」だけを拾うようにしましょう。

 また、良いお医者さんはしばしば、予約が取りづらいのが現状です。
 ただ、それが単に人手不足や「患者にとって都合のいい医者」ではなく、「ドクター本人が時間をかけて患者を診ているから」である場合、待つ間は辛いかもしれませんが、待つ価値はあると思います。

 もちろん、どうしても辛すぎる時は、病院に電話をかけて、その日の最後でもいいですから、診てもらいに行きましょう。本当の意味で良い病院は、それを受け入れてくれるはずです。
 電話口で事務の人に受診の相談すら断られる場合は、他をあたってみた方がいいかもしれません。

 精神科医本人が、自分を何分診察に充ててくれたか、は客観的な一つの指標として、大切かもしれません。
 いわゆる「3分診療」では、心の治療は難しい、と私は考えるからです。
 ただ、時間ではなく、質も大事です。「診察が短い」と感じるならば、今自分が言いたいことを、あらかじめメモや文章にして、まずそれを読んでもらう、という工夫もいいアイディアかもしれません。
 実際、私はトークをする前に、それを実践してします。後になって「大事なことを言い忘れた!」、「あ、これも伝えたかったのに……。」というありがちな後悔もほぼなくなるからです。

 いずれにしろ、医療職は激務です。労働基準法ですら、「特殊な職業」として適用されていないこと、ご存知でしょうか?

 ですので、普段の診察でもそうですが、特にイレギュラーで引き受けてくれた時の、感謝と敬意は、絶対忘れてはなりません。



Q 6

精神科・神経科を受診するかどうかで悩んでいる人に、何かアドバイスがあればお願いします。
 一般論に聞こえるかもしれませんが、「ちょっとおかしいかも?」と感じた時は、早めに受診しましょう。早めの受診は回復と以後の予防にとても大切です。

 いろんな意見がありますが、2週間、が一つの目安と言われています。ただし、それに囚われる必要はありません。「辛い、変えたい、変わりたい」と感じたならば、是非早めの受診をお勧めします。

 また、最近はかつてと異なり、ほとんどの病院やクリニックで、プライバシーや「受診」という壁に、きちんと配慮がなされています。

 「こころ」は言うまでもなく、あなたの身体の一部です。他科と唯一違うのは、それが単純に「こころ」がこの臓器にあると断言できないこと、また血液などでの「客観的診断」が未だ難しいと言える、だけです(※ただし、脳をはじめとして、その原因が身体のどこにあるのか、についての研究は、日々進んでいます)。

 身体とこころを分けて考えてはいけない、と私は思います。
 なぜなら、どちらも、あなたが生きる上で必要不可欠であり、また、あなたの大切な「いのち」を支え、あなた自身をより輝かせる可能性を秘める重要な鍵、だからです。




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